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2011年11月14日

●価値をつける

ビジネスを行う上では、その商品やサービス自体の「商品力」も必要ですが、その商品力を訴えるだけの「演出」も必要になってきます。

要は価値の創造であり、価値の演出ですね。人により価値観は違いますから、その人に「価値」があると思わせれば、「価格」は関係なくなってきます。


ただこの「価値」っていうのが難しい…先にも述べた通り人それぞれなんです。でも結構万人に使えるのが、期間限定や地域限定などの「限定」っていう価値付けと、自分だけっていう「特別扱い」の価値付けです。

「限定」っていうのは、今買わなければ次は無いかもしれないよという「飢餓感」と、今しか手に入らないという「プレミアム感」を演出する事が出来ます。ただ、これに味を占めていつまで経っても同じ「限定」を続けていてはいつか飽きられてしまうので、手を変え品を変えという演出も必要になってきます。

「特別扱い」っていうのは、要は「自分だけのもの」と思わせられれば成功です。世界に一つだけの、自分だけのものという演出は誰しもが喜びますので、例えば名前を入れてあげるとか通し番号をつけるとか、「同じものは無い」という事を印象付けられるといいですね。

「価値」さえ演出できてしまえば、「価格」ってあんまり関係なくなってきます。何故かといえば、お客様が見出した「価値」っていうのは、「価格」では推し量れない「価値」なんです。つまり「高い」とか「安い」とかっていう概念じゃないんですね。既に「欲しい」って状態ですから、後は背中を押してあげるだけでいいんです。

お客様は購買行動を起こす時、そこに「理由」を求めます。そして「価値がある」と思わせる事は、その理由の一つに成り得ます。上手に「価値付け」をしていけるといいですね。





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