●返報
人は他人に対して、意図的、無意識に関わらず何らかの影響を与えています。物理的な事もそうですし、精神的な事もそうです。他人に対していつも何か影響を与えているんですね。
で、それって「行動」によって与えられる事が多いんですけど、何かを「した方」は意外と覚えてなくて、「された方」はずっと覚えていたりするものです。良い事も悪い事も、どちらでもです。
なんで「された方」はずっと覚えているかと言うと、それを「返そう」と意識の片隅にいつも置いているからです。まぁ、悪い事を返そうという人は少ないと思いますが、人は良い事をされるとそれを返そうとするものです。(返報性の法則です。)
だからこそ、他人には良い事を「先に」すべきです。与えられるものがあったら「先に」与えるべきなんです。「する方」にまわる事によって、それはいつか自分に返ってくる事になります。逆に何かを与えられたら、それを返さなくてはいけません。いや、義務ではありませんが、人の習性として返そうとするはずです。だからこそ僕らは、小さい頃に与えられた親からの愛情を一生かけて返していこうとするんですね。
良い事をした人には良い事が返ってきます。悪い事をした人には悪い事が帰ってきます。愛情を与えれば愛が返ってくるし、悪意を与えれば悪意が返ってきます。善悪に関わらず、与えたものはいつか自分に返るんです。なので、どんどん「愛」や「笑顔」を与えていけるといいですね。それはいつか自分に戻ってくるはずですから…。
奇しくも今日は「いい夫婦の日」…夫婦に限った話じゃないですけど、まずは近い所から「与える」事を始めてみてはいかがでしょうか?
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