●極
昨日は息子が「ローラースケートがやってみたい」と言い出したので、各務原にある「伊木の森」に連れて行ってきました。しかし「伊木の森」は変わりませんね…僕も小学生の頃に自転車でよく行っていましたが、良くも悪くも全てが当時のままでした。
閑散としてるかと思いきや駐車場は車が一杯…でも人はと言いますと、なにやら高台に集まって空を見上げています。あ、そうか今日は航空ショーの日だ!みんなこんな所で眺めてるんですね。
で、ローラースケート場はうちともう1家族しか居なかったんですが、1人年季の入ったmyローラースケートを履いててめっちゃウマイ人が居たんです。どうも常連さんみたいで、ボランティアで子ども達にローラースケートを教えているとの事でした。
その教え方を見ていたんですが、やはり何かを極めた人っていうのは教え方が違いますね。僕らでは想像もつかないような教え方をするんですが、端から見てても理にかなってるんです。僕が30分教えても進展の無かった息子が、その方に教えてもらった後はそこそこ滑れるようになりました。
これは何でもそうだと思うんですが、何かを「習う」時はやはりそれを「極めた人」に教えてもらうと上達が早いです。中途半端に上手い人に教えてもらっても、もしかしたらそれは遠回りになってしまうかもしれません。極めた人というのは、ショートカットも遠回りも知った上で、その人に最適な教え方をしてくれんですよね。
あと、ポイントの押さえ方が違います。まずは1点(基礎)だけに集中をさせる。それからなるべく派生はさせずに、まずはその1点のみを覚えこませるんですね。当然、飽きる事もありますので別の方向に行く事もありますが、それでもすぐに基本に戻れるようにしておくんです。これって大事なことですね。いつでも基本に戻れるっていうのは…。
期せずして「極めた人」に出会う事が出来、教える過程を垣間見る事が出来ましたが、僕自身も新たな何かを学ばせてもらった気持ちでした。
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