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2011年12月06日

●行く道

本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で高校生のお子さんの行く末を案じているというお話になりました。丁度大学入試の時期ですが、入る大学によってある程度道筋が決まってしまうのでどういう選択肢がいいか迷っているというお話でしたが、どういう選択肢でもいいと思うんですよね。

何故ならば現時点でどれが正解なんてわからないからです。逆に言えば、どういう道を通ったとしても、最終的に自分のやりたい事が見つかれば半ば強制的にその道を目指す事になると思うからです。そして、その時通った道に「寄り道」なんて無いと思うんですよね。

僕なんかもそうです。今まで通ってきた道に無駄なものなんて無かったし、現在に必要なものをそこで得てきたような気がします。(もしかしたらまだ途中なのかもしれませんが…。)


だいたいにおいて、高校生の段階で将来何になりたいかなんてわかるはずがないと思うんです。大学で揉まれ、社会に出て色々な事を経験し、願わくばたくさんの職業や職種も経験して初めて、自分の適正ややりたい事っていうのも見えてくるのではないでしょうか?

だから個人的には「行く先」は特に決めずに、とにかく色々な事を経験し、視野を広げるようにすればいいんじゃないかと思います。特に広く世界に出るべきだと思いますし、価値観の違いや道徳観の違いなんかも学ぶべきだと思っています。あとは、人生の師を見つける事なんかも出来れば最高ですね。

「決められた未来」なんてありません。「未来は自分で決めるもの」なんです。そしてそのために、とにかくたくさんの「経験」を得るようにしたいですね。



PS.小さいうちからやりたい事が決まっている人を否定しているわけではありませんよ。そういう人ほどスゴイと思いますし、是非ブレずに進んで欲しいなと思います。でも「他の選択肢もあるんだよ」って事だけ、頭の片隅にでも入れておいてもらえるといいですね。





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