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2011年12月09日

●パープル・オーシャン

市場を切り開いていく戦略には、「ブルー・オーシャン戦略」と「レッド・オーシャン戦略」があります。ブルー・オーシャンとは競合相手のいない青い海を意味し、レッド・オーシャンとは血で血を洗う競争の激しい赤い海を意味します。

要は競争のない未開拓市場がブルー・オーシャンで、競争の激しい既存市場がレッド・オーシャンなんです。だから、レッド・オーシャンよりブルー・オーシャンを切り開いていくべきって言うのが定説なんですね。

ネットも同じです。競争の激しい市場もあれば未開拓市場もあります。ただネットの場合は、やり方次第でどちらでも切り開いていけると思うんです。


ネットはものすごく広い世界です。そのため、多数のブルー・オーシャンが存在します。見つけさえすればどれだけでも進出できるし、見つける事も容易いんですね。視点を変えるだけで見えてくるものもありますし、調査やトライも容易いです。

もちろんそんな広いネットですから、レッド・オーシャンも多いです。でもネットでは「USP(売り)」さえあればレッド・オーシャンでも勝てるんです。大企業とでも対等に勝負できるし、価格で勝負しなくても勝てるのがネットなんです。

つまり、ネットではレッドを避けてブルーだけで勝負する必要も無くて、ブルーもレッドも気にしなくていいんですね。大事なのは「やり方」なんです。そういう意味では、ブルーとレッドが交じり合った「パープル・オーシャン戦略」を取っていくのがいいのかもしれません。





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