●若者の未来
本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの2社で同じような話が出ました。それは…「子供たちが未来に希望をもてなくなってきている」という話でした。実際、学校とかで友達とそういう話も出ているようですが、子供たちが未来に希望を持てない国っていったい何なんでしょうね。
確かに、今の日本では「希望」どころか「明確な明日」さえも見えません。将来は不安だらけだし、日本という国がどの方向に向かうのかという明確なメッセージも発信されていません。決断力と牽引力のあるトップが出てきたら少しは変わるのかもしれませんが、期待するだけ無駄という声が聞こえるような気もします。
大人がこれですから、子供たちが未来に期待できないのもわかる気がします。でも、これじゃあ日本という国は衰退する一方ではないでしょうか?
住みにくい国、期待できない国など、国民はいつか見限ります。現在、企業が外国に出て行っているように、優秀な人材もどんどん海外に出て行ってしまうのではないでしょうか?…これは愛国心とは少し問題が違います。優秀な人ほど活躍しやすいフィールドを求めて、自由に活動の場を変えてしまうような気がします。
若者の良い点は、限りない未来が広がっている事です。その未来に希望を見出せないなんて…これは、そういう国を作ってしまった、そういう政治家を選んでしまった国民1人1人にも責任があるんだと思います。
未来に期待を持てない日本…恥ずかしいけどこれが現実かもしれません。でも福島の問題もある今、世代を引き継いで国を復興させていかなければいけませんし、そういう意味でも若い世代が期待できる国にしていかなければいけないと思うんですよね。
若い人たちはどんどん海外に出て色々な経験をして欲しいとは思いますけど、そのまま戻ってこないのではなく「日本に戻って活躍したい」と思わせるような国にしていきたいですね。
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