●過程が大事
これはどんな事でも当てはまると思うんですが、「紆余曲折して辿り着いた先が、結局最初に辿り着いた所だった」って事ってあると思うんです。
例えば弊社の場合ですとデザイン案とか構成案の提示なんかがそうなんですけど、案を提示してお打ち合わせを重ね、色々な意見も出て色々な方向へ行くんですけど、突き詰めて考えていくと結局最初の案に戻るというか、まぁ最初の案自体かなり詰めて持ってきているので、当然といえば当然なのかもしれないですけどね…。
でもね、その紆余曲折した「過程」って非常に大事だと思うんです。特に何も考えずに出した結論と考えに考え抜いた結論では、例え辿り着く先が同じでも「重み」や「納得感」が違うと思うんですよね。
だから大いに迷っていいし、大いに議論すべきだと思います。逆に、考える事を面倒くさがって思考を停止してしまうようでは、そこから何も生み出す事が出来ません。
モノゴトでは「結果」ももちろん大事だし、それが全てだなんて考え方もありますが、やはり「過程」も大事なんじゃないかと思います。要は、色々な方向性を模索する事も大切だし、それを自分の頭で考えて判断する事も大切な事なんですね。「結論」は、迷った末に辿り着いてもいいと思いますよ。
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