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2012年02月06日

●自然淘汰

中国の古いことわざに「朝陽犯さざれども、星光奪わる」というものがあります。(太平記なんかにも出てきますね。)これは「朝になって陽が昇れば星の光は見えなくなる」という意味ですが、「あえて何かを主張しなくても、正しい事をしていれば自然とそれで満たされる」という事を説いています。

何も正面から真正直にぶつかっていかなくても、正しい事をしていればいつか道は開けるし、いくら正しい事でも主張しすぎるとよくないって事ですね。水面下で静かにしている事も大切なことですし、謙虚さも必要なことです。


自分を信じて正しい事をしていれば、いつか必ずそれが認められる時が来ます。無理に他を批判する必要も無いし、比較する必要もありません。無理があるものは自然と淘汰されていきます。

自分の信じた道があるなら、それを信じて進むべきです。人の道から外れてはいけませんが、目指す方向をしっかりと軸をぶらさず見据え続ける必要があります。

苦境に立たされるとすぐに逃げようとする人もいますが、そこで踏ん張れるかどうかが道の分かれ所…それが正しい事ならば自信をもって続けていきたいものですね。いつか朝日が昇って、星は消えてしまいますよ。





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