●どう捉えるか
モノゴトはなんでも「どう捉えるか」が大事です。それによって、する作業は同じでも成果物が変わってくると思うんですよね。例えば、弊社の業務でもそうです。「ホームページを作る」という作業はどこのホームページ作成会社でも変わりません。でも、「見据える先」によって出来上がるホームページは全く違うものになります。
これはスタッフの意識もそうです。仕事を見ている第三者に「何をしているの?」と聞かれた時、「ホームページのコーディングをしています」と答えるか、「お客様の反応を上げるためのツールを作っています」と答えるかで、そこにかける意気込みの違いが出てきます。もちろん弊社としては後者で居たいし、それでなければ存在意義は無いと思います。
本当にお客様の事を思えば、「手間がかかる」なんて事は考えもしませんよ。お客様のためになると思えば、どれだけ手間がかかろうが最善と思える手法を「自然と」取るようになります。そして、それこそが本当の意味での「お客様のために」って事なんです。
価格は関係ありません。お客様のためになると思ったら、持っている知識や技術、経験を惜しげなく提供すべきです。…まぁ、ビジネス視点で見たら本当はダメなんですけど、うちはだいたい「商売っ気がないねー」と言われるもので…。^_^;
でもそれでもいいと思うんです。利益なんてものは後からついてきます。それよりは会社をきちんと存続させ、お客様に迷惑をかけず、社員を養っていく事の方が大事なのではないでしょうか。そしてそのためには、地道に愚直に真面目に「お客様視点」で頑張るしかないなと思っています。
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