●スマホサイト
先日あるお客様の所で、「スマホサイト」についての話になりました。今のスマホサイトは一昔前の(ガラケーの)携帯サイトとは少し扱いが変わってきています。(ここで言うスマホサイトとは、スマートフォン用に特化されたサイトの事です。)
そもそもスマートフォンでは(ピンチアウトやピンチインは必要ですが)PCサイトを普通に見る事が出来ますし、CMSとかなんかだと自動で表示が切り替わるものもありますので、スマホサイトの必要性を感じない会社も多いと思います。
そういう意味ではガラケーのフルブラウザが出始めた頃の状況と似ているかもしれませんが、ただ従来の「携帯サイト」と「スマホサイト」では立ち居地が違うんですね。
今のスマホサイトは「PCサイトの一機能に特化して、スマートフォン用に使いやすくカスタマイズする」というような動きが強いです。例えば銀行のサイトではオンラインバンキングだけに特化をして、簡単にスマホで処理が出来るようにする。例えばショッピングサイトではとにかく「買い」の機能だけに特化をして、簡単にスマホで購入が出来るようにする…といった感じです。(更新が必要ない場合はアプリで提供する場合もありますけど。)
要はリピーターの使用を念頭に置いているんです、昔の携帯サイトのように携帯専用の検索エンジンから誘導して…なんて事じゃなく、既にその会社の事や商品は知っているお客様をターゲットに、スマートフォンで更に便利に利用してもらう事を考えています。
そのため、スマホサイトは従来の携帯サイトとは構築方法が全く異なります。一番の違いはユーザービリティですね。スマートフォンではマルチタッチが基本なので、操作性を考慮したメニュー構成やデザイン構成が必要になります。
もちろんスマホサイトも単なるツールですから、ただ単に作るだけではダメです。あとはやはりスマホサイトなりの特性を活かして、上手に「OtoO」を実現できればいいんじゃないかと思います。
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