●一区切り
本日はあるお客様とお昼ご飯をご一緒しました。あまり詳しくはお話できませんが、このお客様はあるリース系のホームページ作成会社とトラブルになった事があります。
リースを組んでホームページを作成する場合、金銭面はリース会社との第三者契約となります。作成会社と何かトラブルになっても契約は解除できません。いや詳しく言うと、ホームページ作成会社との契約は解除できても、リース会社との契約は解除できないのです。(金銭契約は残りますので、作業実体がなくても契約期間終了までリース料金を払い続けなくてはいけません。)
このような契約形態ですから「受注さえ取ってしまえば…」という考えている営業も多いようで、言った事に責任を持たない営業も多いんです。で、言ってる事とやってる事が違うという感じでトラブルになるんですね。
このようなホームページ作成の形態を「ホームページリース商法」と言います。古くは電話機リース商法などで話題になった手法ですが、時代と共に商材を変えてこういう手法は生き残っていくんですね。
このお客様は非常に悩まれたのですが、全然要望を叶えてくれないホームページをリース期間が終わるまで運営していく事よりも、弊社での作り直しと管理を選ばれました。当然弊社にも月々の費用が発生しますので二重払いになりますけど、それでも「より良いもの」「希望を叶えてくれるもの」を選んだんです。
そのリース期間がやっと終わりまして、一区切りついたお祝いとお客様より弊社へのお礼という事で、お昼ご飯をご馳走して頂きました。ありがとうございました。私共も全力でサポートしましたが、この期間は本当に大変な期間だったと思います。一緒に走ってきたからこそ、どれだけ頑張られたかがよく分かります。
ただ、このお客様は非常に前向きな考え方をするお客様ですので、「失敗は失敗だったけど、こんな事があったから逆に頑張る事ができた」というような事をおっしゃられていました。確かにその頑張りのお陰で早い段階でベースが出来ましたし、今ではかなり安定した状態になっています。トラブルがあったからこそこの状態まで来れたのか、トラブルがなくてもこの状態まで来れたのか、それは神のみぞ知る所ですが、何が「是」で何が「非」かなんて結局は見方ひとつなんですね。
まぁでも、とりあえず「区切り」がついて良かったです。そして、5年間よく頑張られたと思います。これからは少し心の荷が軽くなると思いますが、気を抜かずに頑張っていきましょう。もちろん僕らも力の限りサポートしていきたいと思います。
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