●完オフ
本日は3社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「完全オフ」の大切さについてのお話になりました。なんでもこのお客様は先日、携帯の繋がらない環境に数日間身を置いたそうです。さすがに仕事の事が心配で仕方なかったようですが、まぁ残されたスタッフで何とかなったそうです。
で、完全に仕事がシャットダウンされた状態に初めて身を置き、色々な事を見つめなおす時間もあって、考えも色々変わったようです。そんなこんなで「完全オフ」はかなり有意義だったとのお話でした。
確かに、僕もオンとオフを意識的に切り替えるようにしていますが、例えオフの状態でも携帯にはお客様より電話が入ります。又、すぐに事務所に行ける状態ですから、何かあればすぐに事務所に行ってしまいます。考え方によってはこれがダメなんですね。
オフと言いつつ、完全なオフじゃないんです。どこか頭の中に仕事の事が残っているし、お客様から電話が来れば対応せざるを得ません。なんだかんだ言いつつ「仕事が出来る」状態でのオフなんです。
ある経営者の方は自分の時間を作る時、携帯やメールなど全てをシャットダウンしてホテルに缶詰になるそうです。スタッフも連絡が取れない状態になるのですが、やはりこれくらいやらないとダメですね。じゃないとスタッフにも「連絡がつくからなんとかなる」という甘えが出てしまい、「最後まで自分だけで何とかしよう」という意欲が湧きません。
そういう意味では「完全オフ」の日を1年のうちに数日設けてもいいのかもしれませんね。その方が会社が成長するような気がします。
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