●試す場
先日、ある方に「ホームページを作ろうと考えている」とご相談をされました。その方はそれほどネットの知識をお持ちでなかったので、ホームページやネットの基本説明をした上で「何か売りになるポイントがないとネットで生き残るのは難しいよ」というアドバイスをさせてもらいました。
これは特に一般的な商材ほどそうです。競合が多ければ多いほど「価格」で勝負しようとしてはいけません。「価格」で勝負をしてしまうと、最終的には資本の大きい方が絶対に勝ちます。だからこそ「価値」で勝負をしなければいけないんです。そして、この時に「売り」になる部分（USP）がはっきり確立できていると、「価値」の創出も容易いんですよね。
でも「何も売りになる部分が見つからない」「これから作ろうと思っている」という場合もあると思います。もちろん「売り」の部分は作る事が出来ますので、会社の方向性を考慮したり資産の棚卸をしたりしてじっくり考えればいいと思います。（実は本人が気付かないだけで、ほとんどの人は何かしらの売りを持っているんですよね…。）
で、何か商材が出来たとしましょう。でも、それが「本当に需要があるかどうか？」「適正価格はいくら位か？」などは事前に調査しておく必要があります。大きな会社だと大規模なマーケティングを実施して調べたりもするんですが、小さな会社ではそんなの無理です。そんな時に使えるのが「ヤフーオークション」です。
ヤフオクを使えばネットでの「需要の有無」や「商材の人気」、「適正価格」などを安価に調べる事が出来ます。しかもネット販売が初心者の場合は、お客様とのやり取りを学ぶ事もできます。もちろんここでわかる事が全てではありませんが、ある程度参考になる情報は手に入れる事が出来ます。
商材を開発した場合、調査もせずにいきなり販売するのはリスクが高いです。リスクを少しでも低減させるために、必ず市場テストをしてから投入するという事を繰り返すと、お客様の需要も見えてくると思います。
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