●10年後
先日、知り合いの先輩経営者の方が「10年後の会社の姿」を思い描いた記事を書いていました。「さすがだなー」と思ったんですが、長期的な会社の目標を具体的にイメージする事は非常に大事なことなんですよね。
会社の行動計画では短期目標と中期目標、長期目標を設定するのが通常です。それぞれのスパンは会社により違いますが、超長期目標として10年スパンでの立ち位置を考える事も有効です。そこから長期、中期、短期に落とし込んでいけばいいだけですからね。
まぁこれだけ長いスパンで目標を捉える場合には、臨機応変に対応できるようかなり幅を持たせて目標を設定する必要もあります。情勢は刻々と変わりますし、ネットの世界では特に変化が早いです。イレギュラーな事態も起こりますから、その都度目標を微修正する事も必要になってきます。
これは経験則ですが、何か新しい事業を軌道に乗せるためにはなんだかんだ言って5年はかかるような気がしています。見通しがつくのに1〜3年、安定するのに4〜5年はかかるかなー…まぁプロジェクトの大小にもよるので何とも言えませんが、会社の基幹を成すような事業だとやっぱり5年はかかるような気がしています。
「今から5年前」と「今」を見比べるとまわりを取り巻く環境が全く違うように、「今」と「今から5年後」も絶対に違うはずです。未来は予測できないからこそ、柔軟な対応も求められます。それこそ「固い頭」じゃあダメって事ですね。弊社も一度真剣に「10年後の姿」を思い描いてみたいと思います。
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