●責務
トップというのは、色々な事を決めなくてはいけません。日々が重要な「判断」と「決断」の連続になりますが、「自分で決められる」=「裁量がある」というのは結構気楽に思われがちなんですよね。
色々な事を自分で決められるというのは「自由」に見られるようですが、実はそうでもありません。何故ならば、そこには「責任」が伴うからです。
「判断する」と言う事は「責任を負う」と言う事です。判断ミスが命取りになる決断なんかもありますし、小さな決断でもストレスの原因になったりします。自分ひとりだけの問題ならいいんですが、会社のトップとして「決断」しなくてはいけない場合というのは、お客様や全社員に対しての責任も負うのです。
でもそれこそがトップの仕事ですし、それを乗り越えていかなければ未来はありません。時には判断を誤る事があるかもしれませんが、でもそれも糧として次の判断をしていかなくてはいけません。まぁ、致命的な誤りというのはそれほど多くなくて、だいたいはリカバリできる範囲の誤りですしね。
決断は「決めて断つ」事です。「決める」事も重要ですし「断つ」事も重要…その意味もかみ締めつつ、今後も色々な「決断」をして経験を積んでいきたいと思います。
<< 前の記事(きときと) | 次の記事(第三者の目)>> |