●特化
昨日お伺いしたお客様の所では、自社の「売り」の話になりました。特に小さな会社ではこの「売り」を大事にする必要があります。自社でしか出来ない「何か」にとことんまでこだわる事が、同業他社に負けない秘訣なんです。
「売り」は「こだわり」と言い変える事も出来ます。「想い」のこもる部分であり、会社の「軸」となる部分ですね。こういった「何か」=「USP(Unique Selling Proposition:ユニーク・セールス・プロポジション)」を持っている会社は戦略的にも有利ですし、他社との差別化もできます。
今はネットで簡単に情報を探せる時代ですから、たくさんの同業他社と1クリックで比較されてしまいます。その中でお客様の記憶に残り選択されるためには、「専門性」がキーワードになります。
「何かに特化している」ということが大事なんですね。そして、それをきちんと前面に押し出していることが大事なんです。どんな会社でもアピールしたい事はたくさんあると思いますが、なんでもかんでもアピールするのは逆効果…何かひとつに絞って集中的にアピールする事が、専門性を際立たせます。
何でも屋になってはいけません。専門家になる必要があります。何かに特化していればそこが入り口となり、次へと繋がっていきますよ。
<< 前の記事(著作権) | 次の記事(商品と人は両輪)>> |