トップ >> 経営者に必要な事 >> 損徳

2013年02月27日

●損徳

本日は2社のお客様とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「損して得取れ」という話になりました。このお客様は「目先の利益を追わない」という事を実践されている方ですので、この言葉の意味をよくわかっています。

でもなかなか若いスタッフの方にはこの言葉の真意が伝わらない…というようなお話でした。確かに、これは色々な経験を積まないと分からない事ですし、自分の意識レベルが向上しなければ一生分からないかもしれません。


要は、目先だけを見ていてはダメなんですよね。ここでいう「損」と「得」には色々な意味があると思いますが、もっと大きな視点で物事を見つめる必要があります。「損」と「得」は表裏一体ですし、何を持って「損」とし、何を持って「得」とするかなんてナンセンスなわけです。

それから、これはどんなケースでも言える事ですが、「先に与えよ」の精神が大事なんですね。与えたものはいつか自分に返ってきます…良い事も悪い事もね。だから、先に「愛」を与えるという行動が大事なんです。

見返りばかりを期待して行動してはいけません。時には何も求めず、与えるだけでもいいんです。そういうあなたの行動を見ている人は必ず居ますし、そういう人こそあなたが苦しい時に助けてくれる人なんです。…実は「損して得取れ」って「損して徳取れ」が正しいんですが、これこそが「徳」を取っている状態です。時には「損」してでも「徳」を取っていきたいですね。





この情報は役に立ちましたか?  

お役に立ちましたら「はい」をクリックしてランキングへのご協力をお願いします。


<< 前の記事(全力疾走) 次の記事(認知度)>>

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.folksworks.com/blog.folksworks.com/mt/mt-tb.cgi/2490

コメントする