●素人感覚
先日ご訪問したお客様のところでは、「素人感覚」についてのお話になりました。「新しい」ものが瞬時に「古く」なるこの時代ですから、常に何かを生み出して行かなければいけないんですが、その時に大事になるのが素人感覚だ…というお話でした。
確かにそういう視点は大事で、お客様の目線を持って、そこにプロの視点をつぎ込むというか、最初から会社側の思惑だけではうまくモノゴトが進まないんですね。やはり、需要を見極め、需要があるものに対して供給をするというスタンスが必要になります。そしてその時にプロの視点を持って+αのご提案が出来れば、その商品なりサービスは差別化ができるという事になります。
要は付加価値なんですね。ただお客様の欲しいものを作っても、今は売れない時代です。デザインでも機能でも何でもいいので、他と違う「売り」になる部分というのが必ず必要になってきます。
商品自体に付加価値を付けるのが難しければ、対応でもサービスでもいいんです。そういう何か+αがないと、これだけ簡単にネットで比較ができ、色々な商品が簡単に買える世界で生き残っていくのは難しくなってきます。
商品でもサービスでも、USP(Unique Selling Proposition)がなければダメなんですね。スタートは「素人の視点」でも、必ず「プロの視点」を入れた付加価値が必要になってくると思います。
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