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2013年03月22日

●手間

ネットの世界でもリアルでも、その人や会社に何か「売り」になる部分がないとなかなか生き残っていくのが厳しい時代になってきました。「売り」とはUSPの事ですが、USPを用いて差別化を図るというのが一般的な戦略なんですね。

どんな会社でもUSPは必ずあります。「自分の会社には無い」と言うのであれば、それは気がついていないだけなんです。少し視点を変えて資産の棚卸をすれば、何個かは出てくるはずです。

それでも「売り」になる部分が見つからないと言う場合はどうすればいいか…それはもう「手間」をかけるしかないんです。


「手間をかけられる」というのも、ひとつのUSPです。例えばサンキューレターを直筆で書くとか、利用後のフォローをとことんやるとか、顧客レベルに応じたオファーを用意するとか、手間をかけるポイントはたくさんあります。でも「手間がかかるからやらない(やれない)」会社も多いんですね。

だから「手間」はUSPに成り得ます。1人のお客様に対する時間をとにかく増やして、1人のお客様に対する手間をとにかく増やせばいいんです。そうすれば見えてくるものもきっとあります。

「売り」が無いと感じたら、一手間でも二手間でも十手間でもかけてみて下さい。それがきっと次へと繋がります。





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