●価値を上げる
先日、ある方と「価値」についての話になりました。モノの価格っていうのは、実は決まっていません。その人の価値観で価格と言うのは動くからです。いや、価値が動くと言った方がいいのかもしれません。
例えば同じ10万円の商品でも、その商品がその人にとって大切なものなら「安い」と感じられます。しかし、その人にとって何の興味も無いものであれば非常に「高い」と感じられるでしょう。
同じ商品でも「100円なら買う」と言う人もいますし、「100万円出すから売ってくれ」という人もいます。それは、その商品やサービスがその人にってどれだけの価値があるかって事なんですよね。つまり、価値の指標が価格なんです。
価値を高めれば価格を高くする事も出来ます。いや、安く感じさせる事ができると言った方がわかりやすいのかもしれませんが、人って「価値」さえあれば「価格」をあまり気にしなくなるんですよね…。
そのために大事なのが「個」のブランディングです。「価格より価値」という記事でも書いていますが、個のブランディングを突き詰めると価値を上げる事が出来るんです。
だから、物を高く売りたいのであれば価格より価値を気にするべきです。そしてそれを上げるものは、そのモノやサービスを売る人であり、作る人であり、提供する人です。そういった「個」の信頼度を増す事を、まず第一に考えるべきですね。
<< 前の記事(引き寄せの縁) | 次の記事(足し算web)>> |