●心に残す
マーケティングの基礎に「4P」と「4C」というものがあります。それぞれ4つの視点の頭文字をとったものですが、「4P」が
1.製品(product)
2.価格(price)
3.流通(place)
4.販売促進(promotion)
となり、「4C」が
1.お客様にとっての価値(customer value)
2.お客様にとっての負担(cost to the costomer)
3.買いやすさ(convenience)
4.コミュニケーション(communication)
となります。
分かりやすく言うと、「4P」は売る側から見た視点(プロダクトアウト)で、「4C」がお客様側から見た視点(マーケットイン)になるんですね。これはどちらが重要でどちらが有効と言うものでもなく、商品やサービスによっていずれも大切なものになります。
ただ個人的には「4C」を大事にした方が、リピーターやファン客を確保できるような気がしています。何故なら、対応一つでお客様の評価はガラっと変わるからです。「最も簡単なマーケティング」という記事でも述べている通り、自分がされて嬉しい事をすれば自然とお客様は集まってきます。
特に「商品」や「サービス」で差別化できないのであれば、「対応」での差別化を考えなくてはいけません。ちょっとした事でもいいので、何かお客様の「心に残る」ような取り組みをしていきたいものですね。
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コメント
「心に残る取組」大切にします!(^^)!
Posted by: 竹末弘和 | 2013年04月18日 20:47
お客様の「心」を「どう満たすか」って事を常々考えておけば、お客様はきっと「心に残して」くれると思います。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2013年04月19日 08:45