●バビロンのアンインストール
本日は土岐や恵那のお客様とお打ち合わせでしたが、恵那の山の上は涼しくて快適でした。「お昼を過ぎると暑くなってくるよ」との話でしたが、下界とは空気が違いますね…。山の上だけに不便な面もあるんでしょうけど、ちょっと羨ましく思いました。
土岐のお客様の所では「バビロン（Babylon）」というソフトについてのお話になりました。パソコンの中に勝手に入ってしまって迷惑しているとのお話でしたので、現地で削除作業をしてきました。
この「バビロン（Babylon）」というソフト…イスラエルの翻訳会社が作ったソフトなんですが、色々なソフトにバンドルされているんで、「何かのソフトをインストールしたら、いつの間にか一緒にインストールされていた」という事をよく聞きます。有名どころではGoogle Chromeですね。インストール時にバビロンも同時インストールするか聞いては来るんですが、そんなの見ずに「次へ」「次へ」で進めてしまう人も多いですから…。
で、この「バビロン（Babylon）」…かなり厄介なんです。ブラウザのプラグインとかツールバー、そしてレジストリにも寄生しますので、本体をアンインストールしても検索エンジンから消えなかったり、いつの間にか復活していたりという事態が起こりえます。なので関連する箇所を全て消さないといけないんですが、レジストリもあるので素人にはちょっと危険です。
そこで、弊社がオススメするのは「IObit Uninstaller」というソフトウェアです。これは無料のアンインストーラーなんですが、関連するレジストリとかも一緒に消してくれるんです。これ便利です！
使い方は簡単で、Windowsにおける「プログラムの追加と削除」とほぼ同じです。起動したらインストールされているプログラムが一覧表示されますので、まずは「babylon」本体をアンインストールします。アンインストールが完了したら「Powerful Scan」というのをかけます。そうすると関連するレジストリを全てピックアップしてくれるので、見つかったものを全て削除します。あとはこの作業を「babylon」関係のもの全てに行うだけです。（本体の削除だけで全て消せる場合もあります。）
ただ「babylon」は消えても、改ざんされたブラウザのスタートページは元に戻りません。なのでブラウザ毎に手動で設定を変えてあげる必要があります。（IEだったら、ツール>インターネットオプション>全般タブのホームページで変えます。）これで元通り！
「バビロン（Babylon）」にうんざりしている人も多いと思うので、備忘録を兼ねて記しておこうと思います。
| << 前の記事（胡坐） | 次の記事（営業活動）>> |