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2013年06月24日

●切磋琢磨

先日あるお客様と話をしていた時に、「スタッフとまったく同じ事を考えたり、同じ事をブログに書いたりする事がある」という話になりました。ここで言うスタッフとはこのお客様の右腕の方なんですが、意識レベルが似てくるとこういう事も起こり得ます。

同じ考えや同じ意識を持つもの同士が、同じ現象を体験した場合に同じ事を考えるのはごく自然な事なんですよね。


片腕の方の「セレンディピティ」が上がったと言えるかもしれません。要は「気づく」事が多くなったって事ですね。そして、思考レベルがこのお客様(トップ)に近づいてきたって事です。

意識レベルや考え方が近くなると言うのは、基本的には良い事です。トップ不在の場合でも、同じ考え方でNo.2が会社をまわす事ができるからです。しかし、「全く同じ」ではダメなんですよね。

ただ、師の教えを守るだけで終わってはいけません。それはあくまで初期の段階であり、一定の段階まできたら「殻を破る」必要が出てきます。そしていつかは自分の考えを確立していかなくてはいけません。要は「守・破・離」をきちんと段階段階で実行しなくてはいけないと言う事なんですね。

今回のお客様の場合は、片腕の方が「破」に近い段階まで来ているように感じました。これにより、お客様自身も新たな気づきを得たり考えさせられたりという事もあるようでした。お互いがお互いを認め合える、刺激を与え合える関係ってのは理想ですね。





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