●波形
山があれば、そこに谷が出来るのは自然の摂理です。それと同じで「波」にも山と谷があって当たり前…波形とはそういうものなんですね。だから、調子の波にも山と谷があって当たり前なんです。
いくら順調に進んでいたとしてもずっと上り調子という事はなくて、いつか下降線を辿る時も来ます。逆に調子が悪い事が続き終わりが無いように見えても、いつか必ず又上る方向に進んで行きます。
全ては繰り返しなんですね。上がりっぱなしという事もないし、下がりっぱなしという事もありません。現実の世界と同じなんです。山は登ったら必ず降りるものですし、谷へ落ちても地上へ戻ろうとしますよね?
だから、上っている最中というのは下がるための準備期間でもあるし、下がっている最中というのは次に上るための準備期間でもあるんです。この時にどういう心積もりを持てるかで、次の波に備える事が出来ます。
プラスもマイナスも表裏一体です。プラスの時はマイナスの事を考えなくてはいけませんし、マイナスの時はプラスの事も考えなくてはいけません。どちらか単独で成るものではないと理解できれば、波に踊らされる事はなくなると思います。
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