●情報は武器
現在はある建築会社のホームページリニューアルに取り掛かっているのですが、正直弊社のお客様には不思議と建築関係の業種が多いんですよね…。まぁ祖父の過去生なんかが絡んでいるんだとは思いますが、建築関係とは未だに色々な縁を頂きます。
ただこれだけ建築系をやってくるとパターンが出尽くしてくるというか、まぁ反応を取るために必要なコンテンツっていうのはある程度決まってくるので、あとは見せ方というかそういう部分も工夫しないといけないんですよね。
で、「何か参考になる部分がないかなー…?」と思い、休日を利用してハウスメーカーの展示場に顔を出してきました。潜入捜査です。^_^;
しかし、住宅展示場の営業マンは手馴れたもんですね。話が上手というか、上手に自社の欠点と他社の利点を隠して説明をしてきます。まぁ僕なんかだと建築系のお客様が多い事もあってかなり住宅の知識がある方だとは思っているんですけれども、細かい所を突っ込んで指摘してものらりくらりと上手にかわしてきます。
こういった住宅展示場にモデルハウスを持っている大きな会社は、本当に営業力が強いですね。自社に不都合な情報なんかは決して出しませんし、それこそ他にも多くの会社が採用しているのに「(ハウスメーカーでは)うちだけです」というような営業トークで巧みに客の興味を引こうとします。
だからこそ小さな会社が立ち向かうにはネットしかないと思うんですね。大手が隠すような情報をどんどんネットで公開し、お客様に知識を与えるべきなんです。知識を得ないというのはお客様の罪ですが、知識を得る機会を与えないというのは会社側の罪なんですね。
自分を信じて正しい事をやっていれば自然とお客様はついてくる…というのは間違いです。いくら正しい事をやっていても、それをきちんと情報公開していなければ、いつまでたってもお客様には伝わりません。情報というのは出し惜しむものではなく、「武器」としてどんどん出していくものなんですね。
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