●裏付け
本日は西濃方面のお客様4社とお打ち合わせでしたが、そのうちの1社で「セールストーク」についてのお話になりました。「最近、営業にははったりも必要かなと思うようになりました」とのお話でしたが、「はったり」はなるべく使わない方がいいです。
はったりというのは「実物以上に大きく見せかける」事になりますので、等身大以上の自分を表現しちゃうんですよね…。でも、いくら言葉で自分を過大に見せたところで実力が追いつかなくては意味がありませんし、そういう薄っぺらい言葉は必ずお客様に見抜かれます。
おそらくこのお客様は「嘘とか詐欺的な言葉」という意味じゃなく「プロとしての重みのある言葉」というのを「はったり」と表現したんだとは思いますが、要は「お客様に信頼される言葉」はどういうものなのかっていうのを自問自答されている感じでした。
お客様に信頼されるような言葉と言うのは、力のこもった情熱的な言葉です。では、どういう言葉に力がこもるかと言いますと、それは自分自身の経験に基づく言葉であったり、自分が心から信じているものに対しての言葉であったりします。わかりやすく言えば「自信の裏付け」があるものって事ですね。
借り物の言葉ではお客様の心に響きません。自分自身の経験や信じる想いに基づく言葉だからこそ、力がこもり説得力が出るんです。そして、それこそが自信の裏付けになるんです。
自信をつけるためには、とにかく経験を積むしかありません。自分自身を疑う事を知らないくらい多くの経験を積めば、自然と自信はつきます。なので、お客様に信頼される言葉を発するためには、まずは疑う余地の無いくらいの「裏付け」を増やす事を目指せばいいと思います。
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コメント
言ってるときはハッタリでも、結果出来れば無問題なので、確証は無いけど.....みたいなのは時々必要かもしれません。
実際に出来ないときは、自社負担で帳尻を合わせる覚悟もいりますが(笑
Posted by: Lurch(ラーチ) | 2013年09月07日 12:49
そうそう、最終的に自分の言葉に責任が持てれば問題ないと思いますけどねー…。
先に確信を抱いて言葉に力を宿すか、言ってしまった事にしっかりと責任を持つか…いずれにしても「言葉の重み」を感じ取らなければいけませんね。
Posted by: FolksWorks高橋 | 2013年09月07日 14:00