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2013年09月19日

●死のリミット

色々な経験をしてきて、「全ての人はそれぞれに死のタイムリミットが決まっている」と考えるようになりました。要は、その時じゃなければ何をやっても死なないし、その時になれば何をしていても死ぬって事ですね。そういう考え方をするようになってから「死」が怖くなくなった…いや怖いんですけど、「死」をより身近に感じられるようになってきました。

死を身近に感じられるという事はどういう事かと言いますと…「生の大切さ」に気付くって事です。今生きている1分1秒が当たり前の事じゃあないと気付きます。だからこそ懸命に生きなくてはいけないと思いますし、無駄な時間なんて1秒も無いと気付きます。


とは言っても、「死」というのは簡単に受け入れられるものではありません。自分の「死」っていうのは怖いだけであって、逃げられないのですから長い時間をかけてでも受け入れるしかありません。ただ、他人…特に身近な人の「死」っていうのはなかなか受け入れる事が出来ません。もう話せない、一緒に笑い合ったり酒を飲む事も出来ないという現実を受け止められないんですね。心が拒否するんです。

今日1人の知り合いが亡くなりました…震災の復興に命を注いでいた人です。この方は最後の最後まで病魔と闘っていましたが、生きる事への希望を捨てていませんでした。きっと今この瞬間も、この方が生きたかった一瞬に違いありません。生きたくても生きられない人がいる…そういう現実をしっかりと心に留め、与えられた時間を無駄にせず生きていかなければと思います。ご冥福をお祈り致します。





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コメント

死なないかもしれません
と、言うと笑われますが

このままの速度で医療技術があと20年も進歩したら、平均寿命が50年ぐらい延びてもおかしくないし
そう考えると、21世紀後半には死ななくなるかもしれませんし、
今生きてる人で間に合う人も多いのでは?
と、思ってしまいます。

まぁ身体(イレモノ)はそのうち死ななくなるかもしれませんね。でも、精神(ナカミ)はどうなんだろ?そううち生きる目的を見失うような気が…惰性で生き続けるのは結局「生きて」いないんじゃないかと思います。

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