●情報隔離
先日あるお客様とお話をしていて息子さんの話になったのですが、その息子さんは情報端末との隔離を徹底してされているそうです。
仕事上ではもちろん欠かせませんので普通に使っているそうですが、プライベートでは携帯電話を一切持たないようにしているそうです。電話は専ら固定電話だそうで、それでもあまり不自由は感じていないとの事でした。
一昔前はみんなそうでしたよね。携帯電話が普及していつでもどこでも連絡が取れるのが当たり前のようになりましたが、昔はそれこそ公衆電話から連絡を取り合ったものです。(ポケベルなんてものもありましたしね…。)その後、ネットの普及に伴ってどこでも情報を得られるようになっていきましたが、逆に言えば気の休まる時が無くなってしまったとも言えます。
僕自身も仕事でネット漬けの毎日ですから、プライベートではなるべくネットと触れ合わないようにしてきました。ただ、ガラケーの時はうまく行ってたんですが、スマホにしてからはダメですね…どうしてもネットに接触してしまいます。これじゃあダメですね…。
どこでも情報を得る事ができると言うのはすごく良い事です。生活も便利になります。でも、あまりに依存しすぎてもいけないと思うんですよね。必要な時は使えばいいですけど、用もないのにネットの世界に入り浸るべきではないと思います。ネットは楽しいですけど、どこかで区切りをつけなくてはいけません。
携帯やスマホなどの情報端末は、あくまで「ツール」です。ツールは「振り回される」のではなくて、「使いこなす」べきものなんですね。一度ネットとの距離感を見つめなおし、自分の中でルールを確立しておくといいんじゃないかと思います。
<< 前の記事(不変) | 次の記事(表の顔と裏の顔)>> |