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2013年11月15日

●責任ある発言

たくさんの人が居れば、その人数分の意見が出るのは当然です。ブレーンストーミング的にどんどん新しい意見を出す事はいい事ですけど、「まとめ役」がいなければ意見は結局バラバラのままです。

誰しも「言いたい事」ってのはいっぱいあると思うんですよね。特に自分に責任のない意見であれば、それこそどれだけでも出てくると思います。でもそれを全て受け入れられるわけはありませんから、結論を出すためには必ず意見を集約する役が必要になってきます。


人は、その発言に責任を求められるといきなり臆病になります。例えば、あるモノゴトに対して発言を求められて批判的な意見を出したとしても、対案を求められると口を閉ざしてしまったりします。あなたに任せるから建設的な意見をという場合も萎縮する事が多いですね。

まぁそんなもんですけどね。言うのは楽ですから、それこそ好きな事が言えます。でも、じゃあ発言した事のどれだけが実行できるかというと、なかなか難しいんではないかと思います。逆に全ての発言に責任が付いてまわるとすれば、誰も意見を出せなくなってしまうかもしれません。

でもそれでも「無責任な意見」より「責任を持てる意見」の方が重みがありますし、その人自身の信用性にも繋がります。意見を求められた場合には言いっ放しで終わらずに、言質を取られてもいいような心持ちで発言をしたいものです。





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