●サイト力
先日もあるお客様と話題になったんですが、SEO対策って「ある1つのビックキーワードで1位を取ること」が全てでもありません。できればロングテールキーワードを含んだ様々なキーワードで20位以内(できれば10位以内)に入ることが大事です。
何故ならば、本当に購買意欲のある人というのは「一番良いところで買おうとする」からです。色々なサイトを見比べて、ベストな選択をしようとするんですね。その情報を得ようとするのがだいたい2ページ(20位)までなんですね。広く情報を集めようとする場合は5ページ目くらいまで見る人もいますけど、重要なのは「選択肢の中に残る」ということなんです。
そういう意味では「サイトの力」が重要なんですね。選択肢に残っただけではダメで、実際にアクションを起こしてもらう=反応が取れるサイトの作りや仕組みが大切になってきます。
SEOで認知度を高めることも重要ですけど、それは単なる入口にしかすぎません。大切なのは一度サイトを訪れたお客様を逃がさないこと…奥へ奥へと引き込み、いつのまにか信頼感が増しているような仕組みが重要になります。
アクセス数と反応率は車の両輪ですので、そのどちらがかけても機能しません。しかも、これらは足し算ではなく掛け算ですから、いずれかが0なら結果は0になります。両方がサイト力の大切な要素になりますが、より大事なのは反応です。少なくとも、訪問してくれた人には共感してもらい、信頼してもらえるようなサイトにしておきたいですね。
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