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2014年01月24日

●弱退強残

ホームページ作成業界は「弱肉強食」ならぬ、「弱退強残」の世界です。別に潰しあっているわけでもないですけど、実力の伴わないところは勝手に消えて行くし、何か強みを持っているところは必然的に残っていきます。

それこそ参入のしやすい業界なんで、毎年の参入数はものすごいです。個人のSOHOでも成り立ちますからね。でも参入しやすいって事は、それほど深く考えずに参入してくる人も多いって事です。そういう「甘い」ところは早い段階で淘汰されていきますが、しっかりと準備をして参入をしても1年と持たないところもあります。


それは何故かと言いますと、「武器」を持っていないからです。参入数が多いと言う事はライバルも多いって事です。他と同じ事をやっていては埋もれてしまいますから、何か自社なりの強みがなければいけません。いわゆるUSPになるんですがそこを突き詰めず、スキルだけでなんとかなると勘違いしている人が多いのも事実です。

技術能力が高いだけではダメなんです。それは当たり前の話ですし、その能力そのものは「アート」の領域です。それよりも、お客様の求めるところをきちんと認識してあげる能力だったり、アピールポイントをきちんとプレゼンできる能力だったり、お客様を開拓して仕事を取ってくる能力だったり…要は「ビジネス」的な領域のスキルも必要になるんですね。

参入しやすい業界って言うのは、生き残る事が難しい業界でもあります。弊社もその事を肝に銘じ、決して驕らず、10年目の道を歩んでいきたいと思います。





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