●スマホで反応率を上げる
スマホは「入力」という行為にわずらわしさを感じる人が多いです。だから、そこを最適化してやるとスマホでの反応率も上がるんですね。
一般的なものには、EFO(Entry Form Optimization)と呼ばれる「エントリーフォーム最適化」があります。要はフォームをスマホ向けに使いやすくするって感じです。
例えば、入力項目を大きくしてタッチしやすくする他にも、入力項目を最小限化したり、タッチしにくいラジオボタンやチェックボタンは使わないようにしたり、郵便番号や電話番号のハイフン入力を不要にしたり、全角半角の制限を無くしたり…まぁ他にもやる事は山ほどあるんですが、こういうのを1つ1つ最適化して行く事によって反応率はだいぶ変わってきます。
もちろんEFOだけでもありません。例えば、タッチしにくいテキストリンクは無くすとか、不必要な画面遷移は無くすとか、そのボタンを押したらどうなるかを明示的にしてあげるとか、スマホサイト全体でも最適化すべき項目は多岐にわたります。
ただ単にスマホサイズに最適化する事が「スマホサイト化する」という事ではありません。こういった細かい部分にまで気を配ってスマホサイト化しなければ、普通のPC用サイトをスマホで表示しているのと同じになってしまいます。
どんな事でもそうですが、いかにユーザー目線に立って、どれだけ使いやすさを提供できるか…その視点が無ければダメって事ですね。
<< 前の記事(踊らされるな) | 次の記事(逃げてもいい)>> |