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2014年04月15日

●税抜き表示

先日、あるお店で1980円だと思って商品をレジに持っていったら…2138円でした。「あ、税抜き表記だったか」とすぐに理解はしましたが、なんか釈然としないものが…総額表示に慣れてしまっているからといえばそれまでなんですけどね。

今回の消費税増税で「総額表示義務の特例措置」が出され、税抜き価格のみでの記載ができるようになりました。税抜きである事がわかれば総額表示になっていなくてもいいんですね。今後10%になるであろう事も見据えて、税抜き価格のみで表示しているお店も多いと思います。でも、8%ってのが計算しにくいってのもあると思いますが、消費者の立場からしてみると総額を把握しにくいんですね…。


もちろん、お店の立場ってもんも分かるんです。総額表示が義務付けられた時もそうでしたが、国に振り回されている感も拭えませんし、増税のたびにいちいちラベルの付け替えなんてしてられません。アイテム数が多ければ多いほどとんでもない事になりますし、はたまたこれらの業務は生産性がないんですよね。お金を生む行為じゃないわけですから。

でも「手間」だけで済むなら、僕はこういった作業ってすべきだと思うし、大事だと思います。これも「いかに消費者の目線に立てるか」って事と同じ問題だと思うからです。そして消費者の目線に立った時、どの表示がされていると一番消費者に優しいかって事なんです。特にこの混乱期にね。

僕も大学時代に販売の仕事をしていた事がありますから、価格変更の大変さはわかっています。ただやはり、いかに「一消費者の目線」でモノゴトを捉える事ができるかってのは、今回の出来事に関係なく大事なコトだと思います。





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