●決定権
ホームページを作る上では、きちんとターゲット層を見据えたデザインにすることが大事です。もちろん、目指したい所や訴えたい事なんかも加味する必要がありますし、温かみや親密感、信頼感なんかも考慮したデザインにしなくてはいけない場合というのもあります。場合によっては会社の姿勢やカンパニーカラーを優先する事もあるでしょう。
でもやはり一番考慮しなければいけないのは、「どんなお客様を求めたいか」って事と「どんなお客様を想定して、どういう風に売り込むか」って事です。それがやはりデザインのベースになってきます。
そういう意味では初期段階=集客段階では「ターゲット層」を見据えたマーケティングが重要なんですね。でも、これがクロージング段階になるとちょっと違います。「決定権」がある人に向けたマーケティングに変えなければいけません。
一般的には女性の場合が多いんですが、要は「財布の紐」を握っているのは誰かって話です。いくら購買意欲があっても、お金を払ってくれる人の許可が出なければモノは売れません。だから、決定権を持っている人をきちんと見定めて、そこを集中的にくすぐるといった事も必要になってきます。
それを「欲しい」人と「買ってくれる」人とは、別々に捉える必要があります。(もちろん同じ場合もあります。)そういった事をしっかりと見極め、時と場合に応じて「攻める人」と「攻め方」を変えていくと反応が取りやすくなります。
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