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2014年05月23日

●脳を騙す

以前に「言霊」という記事でも書きましたが、古来より日本では言葉に力が宿るとされてきました。だからネガティブな言葉はあまり吐かない方がいいですし、ポジティブな言葉はなるべく口に出した方がいいとされています。

口に出し続けていればいつかそれが実現する…という事を経験している人も起業家では多いと思いますが、実はこれにはタネがあります。


脳というのは騙されやすい…ってのは知っている人も多いと思いますが、要は口に出して言葉にする事によって脳を騙すんですね。言葉に出すと同時に頭の中にイメージも思い浮かべますから、それを現実と錯覚させるんです。そうすれば、脳はそれを現実のものと理解して、自分自身の行動もその方向へとひっぱられるってわけです。

しかも、人の脳というのは「主語を理解できない」らしいです。つまり人の悪口を言えば、それは自分が言われたものと脳は錯覚し、結果自分の心が荒んでいくってわけですね。逆に言えば、人を褒めてばかりいれば自分自身もハッピーで過ごせるって事です。

人の悪口ばかり言ってないで、良いところを見つけて褒めるようにした方がいい理由はここにあります。人を褒める事は自分の脳に栄養を与え、自分自身を幸せにさせる行為と同一なんです。僕なんかも口が悪いので気をつけなければいけないんですけど、「褒め」たり「お礼」を言ったり「感謝」したり…こういった人を幸せにする言葉はどんどん口に出していきたいですね。





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