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2014年06月16日

●我以外皆我師

先日、経営の大先輩とゆっくりお話をする機会に恵まれたんですが、すごく楽しくて有意義な時間を過ごさせて頂きました。この方は僕と感覚や意識が似ているというか、なんか共感を得る部分が多い方なんです。物腰も柔らかいですし、気配りは聞くし、年齢に関係なく平等に接してくれるし、とにかく学ぶ事が多い方なんです。まぁ単純に「好き」なんでしょうけど、いつも「この方のようになりたい」と思わせられています。

で、今回はいつもより濃い話もさせて頂いたんですが、非常にためになるというか、今後の僕の生き方にも関わるような話もいくつか聞かせて頂きました。


この方の考え方の基礎には「われ以外みなわが師」という言葉があるそうなんです。この言葉は「宮本武蔵」や「新書太閤記」を書いた吉川英治氏の言葉らしいのですが、要は「どんな人でも必ずどこかに自分より秀でた部分はあるのだから、それを素直に認めて教えを請いたり頼ったりすることが大事」という意味合いのようです。

これを聞いて、確かにその通りだと思いました。どんなに自分より下に見える人でも、どんなに受け入れられない人でも、自分より優れている部分は必ずあります。だからそこを素直に認めることが大事ですし、素直に助けてもらったり学んだりすることが大事なんですね。

僕がいつも自分の中に留めている事に「決して驕るな」ってものがあるんですが、これに近い感覚だと思います。自分ひとりの力なんてしれてますし、自分ひとりだけでは生きていく事も出来ません。助けられて生きているんだから、どんな人からも学ぶ事は必ずあるはずなんです…いや、人に限らずモノや自然にだって学ぶ事はあるかもしれません。自分が全てでもないですし、自分が一番じゃありません。

「我以外皆我師」…尊敬する大好きな社長から非常にいい言葉を教えて頂きましたので、僕も座右の銘にしてこれからの行動に活かしていきたいと思います。





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