トップ >> その他 >> エンコード

2014年07月07日

●エンコード

本日は1社のお客様とお打ち合わせでしたが、お伺いした時に「文字化けしたメールが届いた」というお話になりました。iPhoneかiPadから送られたものだと思うとのお話でしたので、「おそらくエンコードの問題でしょう」とお話し実際のメールを見せて頂いたところ、やはりエンコードの問題でした。

エンコードには様々な意味がありますが、わかりやすくいえば暗号の符丁のようなものです。「文字と数値の対応表」と言った方がわかりやすいかもしれません。例えば送り元がAという対応表で送った場合は、受信先もAという対応表で読まないときちんと表示されないわけです。


通常はメールソフトがメールに含まれる文字種別を自動的に判断して最適なエンコードで表示させるんですが、たまにそれがうまく機能しない場合があります。そうすると「文字化け」が起きて、何のメールだかわからなくなるんですね。

ただ、これは文字化けしているだけですから、正常なエンコードに手動で切り替えてあげれば、きちんと文字が表示されるわけです。例えば日本語だけでも「JIS」「シフトJIS」「日本語EUC」のエンコードが存在しますし、この他にも「UTF-8」とか「UTF-7」とか色々存在します。

又、iPhoneやiPadからWindowsパソコンへのメールが全て化けるかといえばそうでもなくて、含まれる文字も関係していたりします。(特定の文字が含まれている時だけ化けるとかね。)それにAndroidだから大丈夫というわけでもなく、これはどんなメールでもつきものの問題です。

なので確実に「文字化けしている」メールだと思ったら、エンコードを色々切り替えてみてください。きっとどこかに正解が隠れているはずです。





この情報は役に立ちましたか?  

お役に立ちましたら「はい」をクリックしてランキングへのご協力をお願いします。


<< 前の記事(先読み) 次の記事(文字化けスパム)>>

トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.folksworks.com/blog.folksworks.com/mt/mt-tb.cgi/2866

コメントする