●エンコード
本日は1社のお客様とお打ち合わせでしたが、お伺いした時に「文字化けしたメールが届いた」というお話になりました。iPhoneかiPadから送られたものだと思うとのお話でしたので、「おそらくエンコードの問題でしょう」とお話し実際のメールを見せて頂いたところ、やはりエンコードの問題でした。
エンコードには様々な意味がありますが、わかりやすくいえば暗号の符丁のようなものです。「文字と数値の対応表」と言った方がわかりやすいかもしれません。例えば送り元がAという対応表で送った場合は、受信先もAという対応表で読まないときちんと表示されないわけです。
通常はメールソフトがメールに含まれる文字種別を自動的に判断して最適なエンコードで表示させるんですが、たまにそれがうまく機能しない場合があります。そうすると「文字化け」が起きて、何のメールだかわからなくなるんですね。
ただ、これは文字化けしているだけですから、正常なエンコードに手動で切り替えてあげれば、きちんと文字が表示されるわけです。例えば日本語だけでも「JIS」「シフトJIS」「日本語EUC」のエンコードが存在しますし、この他にも「UTF-8」とか「UTF-7」とか色々存在します。
又、iPhoneやiPadからWindowsパソコンへのメールが全て化けるかといえばそうでもなくて、含まれる文字も関係していたりします。(特定の文字が含まれている時だけ化けるとかね。)それにAndroidだから大丈夫というわけでもなく、これはどんなメールでもつきものの問題です。
なので確実に「文字化けしている」メールだと思ったら、エンコードを色々切り替えてみてください。きっとどこかに正解が隠れているはずです。
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