●普茶料理
昨日は犬山にある先聖寺さんで普茶料理(精進料理)を頂いてきました。精進料理自体が初めてでしたけど、普茶料理ってのは中国風の精進料理なんだそうで、基本的に大皿を囲んで1品ずつ頂きます。1品食べたら又1品という感じで、2品同時に取っちゃダメなんだそうです。
肉と魚を使わずに色々な料理が再現されていましたが、中でも鰻の蒲焼は秀逸…ごぼうで小骨を再現するなど芸が細かかったです。食感が面白いものも多く、どれもこれも目と口で楽しむ事が出来ました。美味しかった〜。
住職のありがたいお話も聞けましたが、中でも印象に残ったお話をひとつ…日本の節句っていくつあると思いますか?答えは…5つです。五節句と呼ばれるもので、「人日(じんじつ)1月7日」「上巳(じょうし)3月3日」「端午(たんご)5月5日」「七夕(しちせき)7月7日」「重陽(ちょうよう)9月9日」の5つになりますが、これ全て奇数のゾロ目なんですね。(※「元旦(がんたん)1月1日」だけは別格扱いで、代わりに「人日(じんじつ)1月7日」を五節句の中に入れてあるようです。)
八咫烏(やたがらす)の足も3本ですけど、そういうのを考えると奇数っていうのは日本古来からの吉数とも言えます。奇数って縁起がいいんですね!なので、これから何か数で迷った時は、好んで奇数を選ぼうかなと思っています。^_^;
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